N8 は Nederblakel ネダーブラッケル 迄続く道だが、Bruxelles を起点とする街道名は
Chausse de Ninove ショセードゥ ニノヴ である。これは、国道246号線の都心部分を『青山通り』と呼ぶのに似ている。その街道の終点"Ninove"には Brouwerij Slaghmuylder ブラウウェレイ スラッグミュイルダー と言うbreweryが在る。"Witkap ウイットゥ カップ"銘柄名で有名なそこは、派手さは無い寧ろ地味な印象のbreweryであるが、訪れてみて驚いた。
ここは古い歴史を誇るが、それは先ず通された展示場、兼試飲室に置いてある良く手入れされ、今は現役でないドンキーエンジン=蒸気エンジンでも分かる。しかし、更なる重要な驚きは、その造り方の丁寧さである。ホール・ホップ(毬花)に拘り、品質保持に拘る。多くの、評価の高いビアカフェに、"WitKap"が在庫してあるのが、いかに信頼と支持を受けているかの明かしである。brewery名は『風車の内側を削る人』の意であるとの事、銘柄名は聖職者の『白頭巾』の意である。元々、修道院であった所に、このbreweryは建てられた。敷地の境界壁に、その名残を留めている。故に修道院ビールの様なネーミングであり、ダブル或はトリプルと言う修道院の製法を踏襲している。事実、修道院(多分この地に在った。)にライセンス生産を打診したそうだ。しかし、その修道院の担当者はロイヤリティーの話しばかりで、生産及び宣伝広告には関心を示さず、非協力的であったそうだ。以来、このbreweryのオーナー3兄弟は敬虔なカトリック信者でありながら教会に行っていないそうだ。故に製品名が具体的でないモノとなった。
ドンキーエンジンを触りながら、それに別れを惜しみながら、次のフィルム室へ向かい、brewery及び製品の解説フィルムを見た。寒い日で、氷点下だったと思う、映写機の放熱が見て取れた。そのフィルムでの解説では、"Witkap Dubbele Pater" を”ウイットゥカップ ドゥブル パター”と発音している。少なくとも、小生の耳にはそう聞こえた。フィルムを見終わって、オーナー兄弟の一人にこれを正すと、『イエス、・・・パーテル』との応え。小生が、「フィルムでは、パターと言っていた。」と繰り返しても、長身の彼は、『イエス、・・・・パーテル』。どっちでもいいのだ。
細かい事を言っている、黄色い寸足らずの小生を”コダワリン星から来たチーコリン”位に思ったであろう。
はてなに追加
MyYahoo!に追加
del.icio.usに追加
livedoorClipに追加









0 コメント:
コメントを投稿